忙しくて勉強時間を確保できない? IBの先輩の1日のスケジュールを公開!

IB生は「忙しい」。
噂ではよく聞くけれど、一体どれだけハードなんでしょうか。
今回は、先輩たちがどのような生活を送っていたのか、IB卒業生100名の体験談をもとに、4つのタイプに分けてIB生の一日のスケジュールを紹介します。生活スタイルは人それぞれですので、学校の時間割や環境に応じて、自分なりの時間の使い方を見つけてみてください。

最も一般的な「夜に集中型」


まずはAさん。
Aさんは最も一般的なスタイル。夜に集中して勉強するタイプです。午後4時まで学校の授業があり、放課後2時間ほど部活をやります。Aさんの勉強タイムは、帰宅後の夜8時から11時。この3時間の間に学校の課題に取り組み、時間に余裕があれば授業の予習・復習をします。帰宅→夕食→勉強という流れをルーティン化することで、ダラダラする時間をなくし、効率的に勉強を進めているのがポイントです。

こまめに休憩を挟む「分割型」

次はBさん。
さきほどのAさんと異なるのが、時間をこまめに区切って勉強していること。Bさんは、25分勉強して5分休憩、25分勉強して5分休憩というサイクルを繰り返す分割型です。放課後の部活動がないため午後4:30には帰宅し、帰宅後すぐに机に向かいます。その後、夕飯を挟み、再び25分単位で2〜3時間ほど勉強します。就寝時間は午後10時に設定し、しっかりと睡眠時間を確保しています。Bさんの特徴は、勉強時間を細かく分けて無理のないペースで学習を進めている点です。こまめに休憩をはさみながら勉強しているので、トータルの勉強時間が長くても集中力を保つことができます。

意外と多い「朝に集中型」

続いて、Cさん。
アメフト部に所属しており、部活がとてもハード。帰宅後は部活で疲れて勉強する気力がないため、自然と「朝型」のスタイルにシフトしたそうです。なんと平日は毎朝4時起き! 4時から6時の2時間が勉強タイムです。朝型とは言え、4時はかなり早いですよね。4時起きは極端な例ですが、インタビューしたIBの先輩の中には朝型も多く、5時~6時の間に起きて勉強している人は珍しくありませんでした。
Cさんのように夜に勉強時間が取れない人、朝が強い人は、学校に行く前に勉強する時間を設けるのも一つの手です。Cさんは朝が早い分、夜寝るのも早く、睡眠時間は毎日7時間取るようにしていました。Cさんにとっては、部活、勉強、自分の体調のバランスを考えた結果、この勉強スタイルがベストだったようです。

スキマ時間を活用する「効率型」

最後にDさん。
Dさんは家から学校が遠く、まとまった時間があまり取れない分、「スキマ時間」を有効活用。昼休み中に学校の課題を終わらせ、授業の空きコマではノートまとめや問題演習に取り組んでいました。この勉強スタイルでは、「時間ができたらやろう」ではなく、「今できることをその場で済ませる」という意識が重要。スキマ時間を意識的に使うことで、効率的に勉強に取り組むことができます。

このように、IB生の勉強スタイルはそれぞれ違いますが、どれも自分に合った方法で時間を上手に使っていることが見て取れます。皆さんもいろいろなやり方を試してみて、自分に合ったやり方を見つけてください。